掛川市議会 > 2022-06-08 >
令和 4年第 3回定例会( 6月)−06月08日-01号
令和 4年第 3回定例会( 6月)−06月08日-目次

  • "住所"(/)
ツイート シェア
  1. 掛川市議会 2022-06-08
    令和 4年第 3回定例会( 6月)−06月08日-01号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 4年第 3回定例会( 6月)−06月08日-01号令和 4年第 3回定例会( 6月)              令和4年第3回(6月)            掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程       令和4年6月8日(水) 午前9時30分 開会  日程第1    会議録署名議員の指名  日程第2    会期の決定  日程第3    議案第79号  令和4年度掛川市一般会計補正予算(第3号)について    議案第80号  掛川市税条例等の一部改正について
       議案第81号  掛川市都市計画税条例の一部改正について    議案第82号  掛川市手数料条例の一部改正について    議案第83号  太田川原野谷川治水水防組合の解散について    議案第85号  (仮称)南部学校給食センター厨房機器等購入契約の締結について    議案第86号  掛川市道路線の認定について    議案第87号  土地の取得について(海岸防災林強化事業)  日程第4    議案第84号  掛川城天守閣修復景観整備工事請負契約の締結について  日程第5    議案第88号  専決処分の承認を求めることについて(令和4年度掛川市一般会計補正予算(第2号)について)  日程第6    報告第1号  令和3年度掛川市一般会計繰越明許費の報告について    報告第2号  令和3年度掛川市一般会計事故繰越しの報告について    報告第3号  令和3年度掛川市水道事業会計建設改良費繰越しの報告について    報告第4号  令和3年度掛川市公共下水道事業会計建設改良費繰越しの報告について  日程第7    議案第84号  掛川城天守閣修復景観整備工事請負契約の締結について                総  務 委員長 報告  日程第8    請願について     請願第1号  適格請求書等保存方式インボイス制度」の実施延期を求める意見書提出を求める請願  日程第9    静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙の件 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 …………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………… 出席表のとおり                     議 事                 午前9時30分 開会 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名です。所定の定足数に達しておりますので、これから令和 4年第 3回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(松本均) これから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本均) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 4番、石川紀子議員、17番、山本裕三議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(松本均) 日程第 2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から 7月 5日までの28日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から 7月 5日までの28日間と決定しました。  なお、会期中の会議予定については、お手元に配付しました会期日程表のとおりですので、御承知おき願います。 △日程第3 議案第79号〜議案第83号、議案第85号〜議案第87号 ○議長(松本均) 日程第 3、議案第79号から議案第83号まで及び議案第85号から議案第87号までの 8件を一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) 皆さん、おはようございます。  本日もよろしくお願いいたします。  提案理由の説明に入ります前に、市議会 6月定例会の開会に際しまして、行政報告を申し上げます。  初めに、新しい廃棄物処理施設の整備について申し上げます。  掛川市と菊川市で設置いたしました検討委員会でありますが、これまでに 3回開催し、ごみの量やごみ質の変化の予測、ダイオキシン類が周辺の環境に及ぼす影響、カーボンニュートラル社会における社会や経済の姿など、専門家の視点で様々な議論をいただいております。  また、 4月29日には地元の満水区を対象とした市民対話集会を、また先月の 5月14日には隣接する西山口地区東山口地区日坂地区東山地区を対象とした市民対話集会をそれぞれ開催し、産業廃棄物の受入れに対する反対意見基本構想策定プロセスに対する厳しい御意見をいただいたところでございます。  そして、先週の 6月 4日に開催いたしました第 3回検討委員会においては現施設の南側への新施設建設を可能とした遷座方式の検討結果を報告させていただき、委員からは新施設の利便性や焼却方式変更に伴う最終処分場在り方等について意見をいただきました。さらには市民対話集会において出された産業廃棄物受入れ反対の意見を無視できないこと、ごみ減量に対する市民意識の高さに見合う施設にしていかなければならないこと等の意見もいただきました。平井委員長からは、これまでの議論を踏まえ、掛川市、菊川市にとって最適な整備手法を具体的に検討していく段階に入ったことが示されたことから、今後は様々な観点からの検討をさらに進め、 8月を目途に最終的な方向性をまとめていきたいと考えております。  次に、学校再編計画の策定について申し上げます。  学校再編計画の策定に当たり、計画に市民の皆様の御意見を反映するため、この夏に市民意見交換会を開催いたします。多様な世代、立場の方から広く御意見を伺う場とするため、一般的な説明会形式ではなく、ファシリテーターを活用した少人数グループでの対話形式とし、参加いただく全ての皆様に忌憚のない御意見を出していただく場としたい、また、対話を通じて、市民の皆様と市が一緒に学校再編について考える機会にしたいと考えております。  意見交換会につきましては、今後、広報かけがわや市のホームページで詳細をお伝えしてまいります。  次に、掛川茶未来創造プロジェクトについて申し上げます。  掛川市では、茶生産者の高齢化や茶価の低迷による収入低下に伴い、離農が拡大するなど負の連鎖が止まらず、掛川市が10年後に茶産地として存続できているのか危ぶまれる状況となっております。  そこで、現状を有事と認識し、茶産地掛川の生き残りをかけた新たな指針とするため、現計画を見直し、 6月に掛川茶未来創造プロジェクトを策定いたしました。計画の指標は「持続可能な掛川茶生産を可能とする茶園面積及び茶算出額」として、経営茶園面積 1,000ヘクタールを維持し、茶の算出額を茶生産の収益性を向上させることで40億円に向上させることを目標にしております。  計画の施策ですが、特に茶業版フェアトレードは生産者に著しく不利な状況となっている荒茶の流通構造を生産者の持続可能な経営を担保する構造へと改革することを目指すもので、今後、茶業関係者の皆様と具体的な内容について協議を進め、効果的な仕組みを構築してまいります。  次に、大坂・土方工業用地西工区の進捗について申し上げます。  令和 2年 5月に着手した造成工事は、周辺住民及び関係者の多大な御協力によりまして順調に進捗しております。本年 7月に完了を予定しているところであります。  企業誘致の状況でありますが、北側の区画では興国インテック株式会社が本年10月に新工場の操業を開始する予定であります。南側の区画の企業誘致につきましては、複数の企業が興味を示しているものの、昨今の原油をはじめとする各資材コストの高騰や材料不足などの理由により、いまだ決定していない状況であります。このため、引き続き、現在接触中の企業との交渉を継続しながら、新たな企業の誘致活動にも努めてまいります。  次に、掛川城の天守閣修復景観整備工事について申し上げます。  掛川城天守閣は、復元から27年が経過し、壁漆喰の一部剥離や黒ずみ等が見られ、廻縁、高欄にも腐食や褪色、色あせが見られます。今後、掛川市の貴重な歴史的建造物として50年、 100年先の未来へつないでいくため、国の社会資本整備総合交付金を活用した修復工事を計画しております。工事期間中は現場見学会をはじめ、しゃちほこの展示会、プロジェクションマッピングなどお客様が楽しみに訪れていただけるようなイベントを開催してまいります。  次に、新型コロナワクチンの 3回目接種の状況及び 4回目の接種について申し上げます。   3回目接種の状況につきましては、 6月 6日現在で 7万 261人の市民が接種を終えました。全市民の60.1%の方が 3回目の接種を終了したということになります。医師会、薬剤師会、看護師の方々をはじめ、多くの皆様の御支援及び御協力により接種が順調に進められていることに改めて感謝を申し上げます。  一方で、副反応を理由に接種を迷う若い世代に接種を推進するため、副反応が少ないとされる武田社ノババックスワクチンを使用した接種日を 6月18日及び 7月 9日、いずれも土曜日の午後に徳育保健センターで行う予定であります。   4回目の接種につきましては、 3回目接種から 5か月が経過した方に順次接種券を発送しております。お手元に接種券が届いた方から個別接種集団接種とも可能になります。今後も接種しやすい体制を整備し、市民が安心安全に接種できるよう努めてまいります。  次に、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の支給について申し上げます。  まず、前者の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金については昨年度より実施している同様の臨時特別給付金を受給しておらず、令和 4年度の住民税が非課税となった世帯に対して、新たに臨時特別給付金の支給を行うものであります。給付額は 1世帯当たり10万円でありまして、対象の世帯に対して給付の案内と口座情報を記載した確認書を送付し、返送されたものから指定の銀行口座へ振り込むプッシュ型にて支給をいたします。今後、 6月の中旬に確認書を発送し、 7月から支給が開始できるよう準備を進めてまいります。  また、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金については、令和 4年の 4月分の児童扶養手当の支給を受けている方へ児童 1人当たり 5万円を 6月中に支給できるよう準備を進めております。令和 4年 4月分の児童手当等の支給を受けている方であって、住民税均等割が非課税である方については 7月中の支給を計画しております。そのほか申請が必要な方については対象となる条件等をホームページへ掲載するとともに、掛川市公式LINEでお知らせする等、申請の促進を図ってまいります。  次に、移住等促進拠点JOKA BASEジョウカベース)」について申し上げます。
     企業版ふるさと納税を活用した移住等促進拠点整備補助事業により、市内空き家対策に取り組むNPO法人かけがわランド・バンクが城下地内に空きビルをリノベーションした移住等促進拠点JOKA BASEジョウカベース)」をオープンさせました。この拠点は、 2階部分はアトリエスペースを併設した学生寮、 3階は簡易宿所を配置し、学生の提案によるまちなか活性化関係人口交流人口の拡大、さらなる移住促進を目指しております。 2階の学生寮については 6月より稼働を開始し、静岡理工科大学建築学科の学生が居住しながら内装に手を入れていく計画となっております。また、 3階の簡易宿所については 8月にグランドオープンする予定で準備を進めております。掛川での暮らしが体験できるよう、お試し移住ツアー等も企画し、移住定住の促進に努めてまいります。  次に、街なか空き店舗活用事業チャレンジBASEなかまち」について申し上げます。  この事業は、商店街の空き家対策にぎわいづくりの観点から、中町の商店街にある空き店舗を市で借り上げて、 3店舗分のブースをつくり、市内で出店意欲のある方に光熱費程度の低額の出店料で貸し出そうというものであります。出店できる期間は上限 6か月で、この間に本格出店に向けた準備をしていただきたいと考えております。  店舗のほうは、現在改修作業に入っております。改修が進んできましたら、その様子もホームページSNS等で逐一発信してまいります。  出店者の募集の状況でありますが、一次募集を 5月 2日から31日まで行ったところ、複数の応募がありました。現在、所管課でその申請内容を審査の上、 7月 1日のオープンに向けて準備を進めているところであります。  なお、チャレンジBASEなかまちでは出店者が営業している期間はどなたでも使えるフリースペースを併設いたします。Wi−Fiも完備しておりますので、地元の方、観光客、学生等が気軽に集える場となり、まちなかのにぎわいにつながるよう努めてまいります。  次に、エデュケーショナル・ツーリズム、教育旅行とも言いますけれども、「掛川学び旅」について申し上げます。  これまで、生涯学習と協働のまちづくりを基軸とする個性的なまちづくりを行ってきた掛川市はこのような豊富な学びの資源を体験メニューとして学生たちを受け入れてまいりました。昨年度、「掛川学び旅」として冊子にまとました。これは既存の教育旅行ではなく、より付加価値を持った掛川固有の研究対象型のツーリズムとして、大学のゼミ合宿フィールドワークなどを受け入れ、関係人口の拡大を図っているものをより多くの学生の皆さんに活用していただこうというものであります。  掛川学び旅について、 5月28日から29日までの 1泊 2日で、中央大学法学部の政治学・公共政策学が専門の工藤裕子教授と同ゼミ大学生33名の皆さんが掛川市へお越しになり、まちづくりを学ぶフィールドワークを実施されました。工藤ゼミは主に公共政策をテーマとして、2004年より継続しており、講師は市民、それから市の職員が中心となり実施をしてまいりました。今回の行程では市の職員から掛川市の特徴や歴史及び各分野の施策の現状を聞くほか、東山地域の茶畑や中心市街地などを視察していただきました。  また、 6月 3日から 5日の 2泊 3日で、新たに一橋大学商学部のマーケティングや流通論が専門の山下裕子教授と同ゼミの大学生18人がおいでになり、まちづくりを学ぶフィールドワークを実施していただいたところであります。  最後に、地区集会について申し上げます。  本年度の地区集会は、多様な市民が参加し、柔軟な発想でこれからの掛川市について対話する「かけがわまちづくりミーティング2022」と、各地区の様々な課題について率直な意見交換を行う「地元ミーティング」の 2本立てで開催をいたします。  まずは、市域全体で若者を中心に多様な世代、立場の方との対話を通じて、これからの掛川市のまちづくりを考え、チャレンジする機運を育んでいく場として、かけがわまちづくりミーティング2022を 7月30日に開催いたします。将来の掛川市を担う中学生や高校生をはじめ、子育て世代、働き盛りの世代、市民活動団体企業関係者等まちづくりの実践の場で活躍されている方々等に参加を呼びかけ、未来志向の話をしたいと考えております。このミーティングの場には市の内外で活躍されているファシリテーターの方にも御協力をいただき、より活発な意見交換をするとともに、ファシリテーションの手法を多くの市民の方に知っていただく機会にしたいとも考えております。  一方、地元ミーティングについては地区ごとに様々な課題がありますので、現状を共有し、解決に向けた前向きな話をする機会として 8月下旬から11月にかけて各地区を訪問し、開催いたします。  令和元年度から 3年間は地区へ伺うことができていませんでしたので、本年度から改めて地区との本音の意見交換ができればと考えているところであります。  最後に、多くの方が掛川市や自分の住む地域のことに関心を持ち、まちづくりを考えるきっかけにしていただければと、両事業ともに動画での配信を行いますので、ぜひ御視聴いただければと思います。特にまちづくりミーティングについてはライブ配信とチャットでの意見受付もいたしますので、多数の皆様の御参加を期待しております。  以上、行政報告とさせていただきます。  それでは、提案理由を求められておりましたので、ただいま上程されました議案第79号から議案第83号まで及び議案第85号から議案第87号までの 8件について一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第79号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 3号)については、歳入歳出それぞれ 2億 3,637万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 515億 9,891万 4,000円とするものであります。  次に、議案第80号、掛川市税条例等の一部改正については、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う規定の整備等をするため、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第81号、掛川市都市計画税条例の一部改正については、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第82号、掛川市手数料条例の一部改正については、地方税法建築基準法及び長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、改正内容に合わせた措置をするため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第83号、太田川原野谷川治水水防組合の解散については、太田川原野谷川治水水防組合の解散について袋井市、磐田市及び森町との協議の上定めることについて議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第85号、(仮称)南部学校給食センター厨房機器等購入契約の締結については、指名競争入札により、 8,635万円で、浜松市中区中田島町 484番地、株式会社中松浜松支店、取締役、浜松支店長、舛田誠と売買契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 8号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  次に、議案第86号、掛川市道路線の認定については、民間開発による宅地造成に伴う新規路線の認定で、今回認定をお願いするのは 2つの路線であります。  最後に、議案第87号、土地の取得については、海岸防災林強化事業掛川モデル基本計画」に基づき、想定される最大クラスの津波に対応した防潮堤の整備を実施するため、必要な用地を取得するものでございます。  以上、 8件について一括して御説明申し上げましたが、議案第79号から議案第82号までの 4件については引き続き担当部長補足説明いたしますので、御審議くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(松本均) 次に、補足説明を求めます。  初めに、議案第79号から議案第81号までの 3件について、大井総務部長。               〔大井敏行理事総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長大井敏行) 私から、議案第79号から議案第81号までの 3件について一括して補足説明いたします。  初めに、議案第79号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 3号)について補足説明をいたします。  市議会 6月定例会議案書 5ページをお願いいたします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出それぞれ 2億 3,637万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 515億 9,891万 4,000円とするものです。  以下、事項別明細書により御説明いたします。  12ページをお願いいたします。  最初に、歳入です。  15款国庫支出金、 1項 2目衛生費国庫負担金 8,652万 6,000円の増は、 4回目の新型コロナウイルスワクチン接種に係る費用について国から全額負担されるものです。なお、接種の体制確保に係る費用についても全額が補助金として交付されます。  下段の 2項 1目総務費国庫補助金から16ページの消防費国庫補助金まで、説明欄の各所に出てまいりますデジタル田園都市国家構想推進交付金につきましては、デジタルを活用した地域の課題解決などに向けて、他の地域で既に確立されている優良モデル等を活用する事業に対し、国から補助されるもので、今回当初予算に計上済みの事業も含め、12事業に対し、事業費の 2分の 1が補助されるものです。  14ページをお願いいたします。  中段の 3目衛生費国庫補助金 2,455万 7,000円の増のうち、 4節再生エネルギー推進費国庫補助金 1,174万 7,000円の増は、希望の丘エリアを脱炭素推進モデル地域としてエネルギー自給率向上に向け、エネルギー設備の導入や効率的な運用についての調査・検討を行う事業に対し、全額が国から補助されるものです。  16ページをお願いいたします。   5目教育費国庫補助金 1,150万円の増及び 1つ飛びまして、 7目商工費国庫補助金 190万円の追加は、大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせ、県及び関係市町が連携し、徳川家康にちなんだ事業を展開し、地域のブランド力を高め、観光客に選ばれる地域づくりを目指すもので、事業費の 2分の 1が国から補助されるものです。   6目新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金 4,258万 5,000円の増は、本補正予算デジタル田園都市国家構想推進事業について、先ほど説明しましたとおり、事業費の 2分の 1が国から補助されますが、その残余に対し、本交付金を財源として活用するものです。  20ページをお願いいたします。  19款繰入金、 1項 1目基金繰入金 1,686万円の増は、本補正予算の財源の一部とするため、財政調整基金からの繰入金を増額するものでございます。  22ページをお願いいたします。  21款諸収入、 4項 1目総務費雑収入 1,787万 1,000円の増は、子育て及び介護に関する26の行政手続についてマイナンバーカードを利用したオンライン手続が行えるようシステムを導入するもので、事業費の 2分の 1が国から地方公共団体情報システム機構を経由して補助されるものです。  24ページをお願いします。  ここから歳出ですが、歳入で説明させていただいたものにつきましては、説明を省略させていただきます。   2款総務費、 1項29目デジタル化推進費 2,957万 5,000円の増は、外国人市民の方などに向けて、生活上の疑問や行政情報に関する問合せに対し、多言語により自動で回答するシステム構築費用等を計上するものです。  少し飛びまして、30ページをお願いします。   4款衛生費、 1項 1目健康づくり推進費 2,050万円の増は、これまで紙媒体で実施してきた健康マイレージ事業についてスマートフォン等を活用した健康アプリを新たに導入するものです。  36ページをお願いいたします。   7款商工費、 1項 7目観光案内宣伝費 280万円の増は、掛川市と徳川家康との関係にちなんだパンフレットとウェブサイトの作成及び高天神城や六砦、横須賀城などを巡るサイクリングツアー開催費用を計上するものです。  38ページをお願いします。   8款土木費、 1項 1目道路河川管理費 2,313万 3,000円の増は、過去に冠水実績のある市内の道路に冠水センサーを設置するほか、当初予算でリース料として計上していた河川水位観測システムのリースを取りやめ、システム全体を更新、整備する費用を計上するものです。  44ページをお願いします。  10款教育費、 5項 6目美術館管理運営費 200万円の増は、二の丸美術館において、掛川三城の歴史紹介やゆかりのある武将などの美術資料を展示する特別企画展の開催費用を計上するものです。   8目文化財愛護費 2,000万円の増は、高天神城跡の当時の姿を再現するAR・VRなど、デジタルコンテンツの作成費用等を計上するものです。  次に、議案第80号、掛川市税条例等の一部改正について補足説明いたします。   6月定例会議案書の47ページをお願いします。  今回の条例改正は、令和 4年 3月31日に交付された地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものです。  主な改正内容について御説明いたします。  48ページの新旧対照表をお願いします。  第19条及び第25条の 2の改正は、個人住民税における上場株式等の配当所得等に係る課税方式について所得税と個人住民税において異なる課税方式を選択できるものから、所得税と個人住民税の課税方式を一致させることとするものです。  第28条の改正は、市民税の申告に係る規定の整備を行うものです。  第29条の 2及び第29条の 3の改正は、給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書について退職手続等を有する一定の配偶者及び扶養親族の指名等を記載し、申告することとするものです。  第83条及び第84条の改正は、固定資産課税台帳の閲覧、または固定資産課税台帳に記載されている事項の証明書を交付する場合において、住所が明らかにされることにより、人の生命、または身体に危害を及ぼすおそれがあると認められる場合には住所の削除など、必要な措置を講じることとするものです。また、不動産登記法の改正に伴い、登記所にDV被害者等である旨の申し出があった場合、申し出を行った者の住所を記載せず、住所に代わる事項を記載することとするものです。  附則第14条の 2の 2の改正は、個人市民税の住宅借入金等特別控除について適用期限を 4年延長し、令和 7年12月31日までに入居した者を対象とし、令和20年度分までの個人市民税に適用するものです。  附則第17条の 2の改正は、第 2項において、下水道除害施設に係る固定資産税の課税標準の特例措置について条例で定める特例割合を 4分の 3から 5分の 4に改正するものです。また、第23項において、貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る課税標準の額を最初の 3年間、 4分の 3とする特例率を定めるものです。  附則第32条の 2の改正は、特定上場株式等の配当所得の申告分離課税について所得税での適用がある場合に限り適用とするものです。  附則第35条の改正は、引用条項の削除に伴い、規定の整備をするものです。  附則第44条の 2及び附則第45条の改正は、特例適用配当等及び条約適用配当等の個人市民税の課税の特例について所得税の確定申告書の記載がある場合に限り適用することとするものです。  附則第49条の改正は、附則第50条の削除に伴い、引用する新型コロナウイルス感染症特例法の規定の整備をするものです。  附則第50条の改正は、新型コロナウイルス感染症等に係る住宅借入金等特別控除の特例について適用期限が終了することから、当該規定を削除するものです。  次に、第 2条による改正は、令和 3年掛川市条例第20号において改正した第29条の 3第 1項及び附則第 2条について規定の整備を行うものです。  なお、附則第 1条において、施行期日を規定しており、附則第 2条においては市民税に関する経過措置、附則第 3条においては固定資産税に関する経過措置について規定をしております。  次に、議案第81号、掛川市都市計画税条例の一部改正について補足説明いたします。  議案書の61ページをお願いします。  今回の条例改正は、令和 4年 3月31日に交付された地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものです。  改正内容について説明をいたします。  めくっていただき、議案書62ページの新旧対照表をお願いします。  附則第 7項は、貯留機能保全区域の指定を受けた土地に係る都市計画税の課税標準額を最初の 3年間、 4分の 3とする特例率を定めるものです。  附則第 8項から第18項の改正は、地方税法の改正に伴う引用条項のずれを修正するものです。  以上、議案第79号から議案第81号までの 3件について補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 次に、議案第82号について、松永都市建設部長。                〔松永努都市建設部長 登壇〕 ◎都市建設部長(松永努)  6月定例会議案の65ページをお願いします。  私からは、議案第82号、掛川市手数料条例の一部改正について補足説明いたします。  66ページの新旧対照表をお願いします。  第 7条の主な改正は、地方税法の一部改正に伴い、固定資産税に係る証明書発行、または閲覧についてDV被害者等の保護のため、住所に代わる事項を記載することとするものです。  第13条の 2の主な改正は、建築基準法の一部改正に伴い、応急仮設建築物の存続期間の延長を可能とするよう、法第85条及び第87条の 3に第 5項が追加されたため、これまでの事務手数料の項ずれを改正するものです。  第20条の 2の主な改正は、長期優良住宅の普及の促進に関する法律の一部改正に伴い、建築行為を伴わない既存住宅の認定制度として、法第 5条に第 6項及び第 7項が追加されたため、認定手数料を新たに設定するものですが、手数料の額は既存住宅を増改築する場合の認定に係る新築住宅以外の住宅と同額となります。なお、手数料の額が静岡県の改正に伴い変更となりますが、県内特定行政庁も同額としております。  また、附則第 1条においては施行期日を規定しており、附則第 2条においては納税証明書に関する経過措置について規定をしております。  以上、議案第82号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。本 8件の議案に対する質疑は 6月22日開催の本会議で行います。 △日程第4 議案第84号 ○議長(松本均) 日程第 4、議案第84号を議題とします。
     提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第84号について、御説明申し上げます。  議案第84号、掛川城天守閣修復景観整備工事請負契約の締結については、一般競争入札により、 1億 7,765万円で、掛川市上西郷 360番地の 1、株式会社山本組、代表取締役、戸塚成男と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議くださいますようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第84号につきましては、所管の総務委員会に付託をします。 △日程第5 議案第88号 ○議長(松本均) 日程第 5、議案第88号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第88号について、御説明申し上げます。  議案第88号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)について、令和 4年 5月19日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものでございます。  以上、御説明申し上げましたが、担当部長補足説明いたしますので、よろしく御審議くださりますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 次に、補足説明を求めます。大井総務部長。               〔大井敏行理事総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長大井敏行) 議案第88号、専決処分の承認を求めることについて(令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)について)、補足説明を申し上げます。  令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 2号)については、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策に伴い、真に生活に困っている方々への支援として、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金を支給するもので、国が決定をいたしました。掛川市では可能な限り早期の支給に向けて準備作業に着手するため、 5月19日付で専決処分をさせていただいたものです。  85ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。  歳入歳出それぞれ 4億 4,200万円を追加し、予算の総額をそれぞれ 513億 6,253万 6,000円とするものです。  以下、事項別明細書により御説明をいたします。  92ページをお願いいたします。  初めに、歳入ですが、15款国庫支出金、 2項 2目民生費国庫補助金 4億 4,200万円の増は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び低所得の子育て世帯生活支援特別給付金の給付費及び事務費について全額が国から交付されるものです。  94ページをお願いいたします。  ここから歳出です。   3款民生費、 1項20目住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費 3億 2,200万円の追加の主なものは、窓口対応やデータ入力業務を行う人材派遣委託料 1,204万 3,000円及び住民税非課税世帯等に対し、 1世帯当たり10万円を支給する特別給付金 3億円です。  下段の 2項17目低所得の子育て世帯生活支援特別給付金支援事業費 1億 2,000万円の追加の主なものは、給付金を速やかに支給するためのシステム開発費用 1,070万円及び低所得の子育て世帯に対し、児童 1人当たり一律 5万円を給付する特別給付金 1億 250万円です。  以上、議案第88号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第88号については、会議規則第37条第 3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件については委員会付託を省略することに決定しました。  これから本件に対する討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから議案第88号について採決します。  本件は承認することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は承認することに決定しました。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時27分 休憩                 午後 1時00分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 報告第 1号〜報告第 4号 ○議長(松本均) 日程第 6、報告第 1号から報告第 4号までの 4件を一括議題とします。  提出者からの説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました報告第 1号から報告第 4号までの 4件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、報告第 1号、令和 3年度掛川市一般会計繰越明許費の報告については、昨年の 9月議会、11月議会及び本年 2月議会において議決をいただきました繰越明許費21件について地方自治法施行令第 146条第 2項の規定により、別紙繰越計算書のとおり報告するものでございます。  次に、報告第 2号、令和 3年度掛川市一般会計事故繰越しの報告については、 2款総務費、 1項総務管理費の移住促進事業について予算の一部を繰り越したので、地方自治法施行令第 150条第 3項の規定により、別紙繰越計算書のとおり報告するものでございます。  次に、報告第 3号、令和 3年度掛川市水道事業会計建設改良費繰越しの報告について及び報告第 4号、令和 3年度掛川市公共下水道事業会計建設改良費繰越しの報告については、地方公営企業法第26条第 3項の規定により、それぞれ別紙繰越計算書のとおり報告するものでございます。  以上、 4件について一括して御報告申し上げました。  以上であります。 ○議長(松本均) 以上で説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  以上で 4件の報告は終わります。 △日程第7 議案第84号 ○議長(松本均) 日程第 7、議案第84号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。総務委員会、寺田幸弘委員長、御登壇ください。                〔寺田幸弘総務委員長 登壇〕 ◎総務委員長(寺田幸弘) ただいま議長より報告を求められました議案第84号、掛川城天守閣修復景観整備工事請負契約の締結について、当委員会における審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は、本日午前10時33分から全員協議会室におきまして全委員出席の下、開会いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、最低制限価格の設定はあるのかとの質疑があり、当局より、税込み 1億 6,851万 8,240円であるとの答弁がありました。  関連して委員より、最低制限価格の設定根拠について質疑があり、当局より、国の中央公契連モデルを参考に算出したものであるとの答弁がありました。  さらに委員より、予定価格に対する最低制限価格の率について質疑があり、当局より、本工事については0.92であるとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、特に申し上げる討議なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第84号については全会一致にて可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は、可決すべきとするものであります。本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第8 請願について ○議長(松本均) 日程第 8、請願についてを議題とします。  本定例会において、受理した請願は 1件であります。お手元に請願文書表を配付しておりますので、朗読は省略します。  本請願について、紹介議員の補足説明がありますので、これを許します。  それでは、紹介議員を代表して、11番、勝川志保子議員、御登壇ください。               〔11番 勝川志保子議員 登壇〕 ◆11番(勝川志保子) 11番、日本共産党議員団、勝川志保子です。   6月 8日ファイルの一番最後のところに、サイドブックス上は記載されております。  小笠・掛川民主商工会、ここから提出されております適格請求書等保存方式インボイス制度」の実施延期を求める意見書提出を求める請願、これにつきまして、請願の紹介議員を代表いたしまして補足趣旨説明をさせていただきます。  来年10月に開始予定のインボイス制度、この実施を延期してほしい、ついては議会として延期を求める意見書を提出してほしいという趣旨の請願になります。  昨年10月に、このインボイス制度の業者登録が始まる際にも中止を求める陳情が出されました。私どもの会派として、この陳情を受ける形での意見書提出を議会運営委員会に諮りましたが、取り上げられることはありませんでした。 1年たっていないのに、また出すのかという声があります。 1年前より経済状況は悪化しています。煩雑な制度周知もこの半年間で進んだとは言えません。不十分です。とにかく、10月実施の見送りは急務と考え、この請願を出すお手伝いをいたしました。  中小企業振興条例、これが掛川市も制定されていまして、中小企業振興会議、私も毎回傍聴させていただいているわけですが、現在、進行計画が策定中です。この会議の席で示されたアンケート調査、これを見ますと、 3年前と比べた景況感、売上高、収益はいずれも過半数が悪化したというふうに答えています。 3年後の見通しについてもこのアンケートでは聞いているわけですが、悪化すると予想している中小企業、個人事業者が過半数を超えました。これは令和元年のときのアンケート調査になりますので、コロナ禍、消費税増税、ウクライナの戦争、物価高騰、円安、様々な状況が続く今、小規模のところほどますます大変な状況に追い込まれているのは間違いありません。こんな中で、中小、小規模のところに新たな税負担と事務量の増加を招くインボイス制度を実施に移すことは無謀です。  接待の利用がある居酒屋さん、会社との取引が多い文房具屋さん、企業の利用が多い個人タクシーや建設会社の下請けをしている一人親方さん、取引先にインボイス対応というものを来年10月以降求められるわけですが、このインボイス制度に登録すれば、今まで免税されていた 8%、10%の消費税負担というものがのしかかります。免税業者と取引した際の仕入税額控除には今年度は優遇措置というものが設けられているわけですが、来年度以降、これは段階的に切り下げられ、 6年後にはなくなります。  結局、登録をしなければ取引から排除され、仕事が来ないことになるでしょう。経費で落とせない領収書が欲しい企業などありません。消費税負担をしては採算を取ることができない多くの小さな業者が廃業の危機に陥るわけです。例えば、請負契約で仕事をしているシルバー人材センターは 1か所平均 1,500万円もの消費税負担をしないと事業ができなくなるというふうに指摘されています。
     この請願を出しました民主商工会が所属する全国商工団体連合会のみならず、日本商工会議所、中小企業家同友会、そして税理のほうを担当する税理士会、全国申告会の総連合など、多くの関係者が中止と延期を求めています。  静岡県企業の99.8%が中小企業で、その 9割を占めるのが免税業者の多い小規模企業です。中小企業振興条例の中では地域経済を支える中小企業、小規模企業を市が諸団体と共に支援していくということを条例上は明記しています。インボイス制度の実施はこの条例の趣旨にも反して、苦境にあえぐ零細業者の息の根を止め、廃業者を増やし、地域経済にも大きな打撃を与えることにもなりかねないわけです。私たちのまちの地域経済を崩壊させないためにもインボイス制度の延期を強く求めます。  今、行うべきはインボイス制度の導入ではなくて、消費税を複数税率導入前の 5%に緊急減税することだ、私たちはそう考えています。そうすればインボイス制度の必要も全くなくなります。  趣旨を御理解いただき、審議を尽くして意見書の提出をしていただけるようにお願いいたしまして、請願趣旨の補足説明とさせていただきます。  以上です。 ○議長(松本均) 以上で補足説明は終わりました。  本請願は、請願文書表のとおり、所管の常任委員会へ付託します。 △日程第9 静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙の件 ○議長(松本均) 日程第 9、静岡県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。  静岡県後期高齢者医療広域連合議会につきましては、広域連合規約第 7条の規定により、市議会議員から 6名を選出することになっています。このたび、選出すべき議員のうち 3人が欠員となり、その補充のため、候補者を募ったところ 4人となりましたので、選挙が行われるものであります。  この選挙は、広域連合規約第 8条の規定により、県内全ての市議会の選挙において、得票総数により当選人を決定することになりますので、掛川市議会会議規則第32条第 2項に規定する当選人への告知は行いません。  この際、お諮りします。  選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  よって、選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。  選挙は投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。                    〔議場閉鎖〕 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名であります。  候補者名簿を配付いたします。                  〔候補者名簿配付〕 ○議長(松本均) 候補者名簿の配付漏れはありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長(松本均) 配付漏れなしと認めます。  投票用紙を配付いたします。                   〔投票用紙配付〕 ○議長(松本均) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長(松本均) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                   〔投票箱点検〕 ○議長(松本均) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、議席番号 1番の議員から順次投票を願います。  それでは、事務局長から点呼させます。 ◎議会事務局長(鈴木良康) それでは、お名前を申し上げますので、順次投票をお願いします。   1番、松本均議長、 2番、安田彰議員、 3番、橋本勝弘議員、 4番、石川紀子議員、 5番、鷲山記世議員、 6番、高橋篤仁議員、 7番、大井正議員、 8番、山田浩司議員、 9番、藤原正光議員、10番、富田まゆみ議員、11番、勝川志保子議員、12番、松浦昌巳議員、13番、嶺岡慎悟議員、14番、藤澤恭子議員、15番、鈴木久裕議員、16番、寺田幸弘議員、17番、山本裕三議員、18番、窪野愛子議員、19番、山本行男議員、20番、草賀章吉議員、21番、二村禮一副議長。 ○議長(松本均) 投票漏れはありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長(松本均) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。                    〔議場開鎖〕 ○議長(松本均) 開票を行います。  会議規則第31条第 2項の規定により、立会人に、 6番、高橋篤仁議員及び11番、勝川志保子議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。                     〔開 票〕 ○議長(松本均) 選挙結果を報告いたします。  投票総数21票、これは先ほどの出席議員の数に符号しております。  そのうち、有効投票数21票、無効投票ゼロ票。有効投票のうち、小長谷順二伊豆市議会議長、ゼロ票、望月俊明静岡市議会議長、ゼロ票、大石節雄島田市議会議長、19票、深田ゆり子焼津市議会議員、 2票。  以上のとおりであります。  以上で本日の日程全部を終了しました。  この際、お諮りします。  議事の都合により、 9日から17日までの 9日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、 9日から17日までの 9日間は休会することに決定しました。  来る20日は、午前 9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。                 午後1時34分 散会...